宴の終わりに。

期日前投票を済ませた私にしてみれば、ある意味本日は観客の一人に過ぎなかったわけです。
さて、下馬評通りアンチ自民票が民主に流れた結果になっていますが、まあ、かなり流動的なものです。

そもそも、民主党ですらも人権擁護法案とか、外国人参政権とかジポ法改悪とかヤヴァイものを抱えているので、あまり冷静な政党ではないわけです。
そもそも、元が保守政党ですしその辺の本質は自民党と同じと考えてもあながち間違いではないと思います。
今の政局において、共産党あたりが一番冷静に現状を把握している様に見えるのはある意味何かの皮肉ではないかと。

今回の選挙で教訓なり、何か収穫があったとすれば、国民が今の自民党与党体制に関して少なからず不安、不満を持っており、それが数となって現れたことでしょうか。真摯に受け止めるべきでしょう……、当の与党は屁とも思わんでしょうな。

結局のところ、流動的なものであり次の国政選挙ではどうなるかわかりませんけどね。民衆とはそういうものです。

もっとも、今の欠陥のある選挙制度が民意をくみ取れるかといえばというのも疑問ですけど。

究極的にいえぱ理性的で善良な度量と理解力のある支配者が統治する国家と、腐った民主主義はどちらがマシかと問うようなもので、その正解や模範解答は、現時点では誰も持ち合わせていないんですけどね。