先鋭化すると……

周りが見えなくなるのは今始まったこっちゃ無いですよね。
もっとも、現状維持では八方手詰まりなんでどうにかせにゃならんとはおもうのですよ。
そもそもカルト宗教と組した与党の代替勢力があそこしか無いことなのですが。

簡単に言うと表現規制推進法化する児ポ改悪阻止の話です。
規制反対派するのは当然なんですが(表現の自由内心の自由、法の遡及性の否定を蔑ろにしているから)、だからといって他の同種の危険法案について持ち出したり、件の代替用の政党について一寸批判すると「工作員」扱いというのもまたおかしな話と言うことになりますよね。

そもそも、今回の「児ポ改悪騒動」、「青少年有害情報規制」と「人権擁護法案(人権救済法案?)」「国籍法改正」、「外国人参政権」、「情報通信法」(ひょっとすると「著作権法」とか「DL禁止」あたりも)は内容も時期的なものも含めて完全にリンクしていると理解するべきものです。それを分けて考えるのはかなり危険なことです。「敵」は複数ではなく複数の「顔」を持つ大きななものと理解するべきでしょう。
ただ反対賛成のベクトルが違うのはある種の利権の都合で、不利益は間違いなく全ての国民に降りかかってくるものでだと心得るべきです。


一つの事に対して反対運動という「集団」化で当たるのは「パワー」の使い方としてとして間違っていません。むしろ正しいことです。
ただし、先鋭化しすぎて周りが見えなくなるとその時点でその力は容易に「カルト」化するものなのだと理解するべきではないでしょうか。

如何かと。